ベイカレントコンサルティングの評判とサービス内容

最終更新日:2023年1月6日

ベイカレントコンサルティングはどのような企業?

ベイカレントコンサルティングは、1998年に創業されたコンサルティングの会社で、本社は東京の港区に置いています。豊富なコンサルティング経験を最大限に生かし、戦略から業務、ITに至るまでサポートしてくれます。

代表的サービス

M&A/JV構築/アライアンス

M&Aとは、「企業の合併・買収」の事です。ベイカレントコンサルティングでは、「和えるM&A」をテーマに、お互いの魅力を引き出し合い、さらに魅力的な組織を生み出すM&Aを目指しています。

新規事業立上げ

新規事業を立ち上げるには、全体を総合的に捉える事が大切です。
ベイカレントコンサルティングでは、新規事業を成功に導くために、事業計画を元に、市場調査はもちろんの事、他社との差別化などの価値、強みを明確にし、事業をスタートした場合の検証など、しっかりした戦略を立てます。

海外進出

世界を一つの市場と捉え、海外進出する企業が増えてきました。
市場調査に加え、その国の文化に対しての調査など、グローバルな戦略がとても大事になります。今までの実績や経験を活かし、組織の立上げなどの実行支援までもサポートなど、海外進出手段を設計してくれます。

上記以外のサービス(一例)

・グローバル・リソース活用
・営業戦略
・ターンアラウンド
・グローバル・ガバナンスの設計
・ビジネス・デューデリジェンス
・イノベーション/新規事業立上げ
・インバウンド需要の取込みに向けた変革
 

ベイカレントコンサルティングのIoTソリューション

現在、実用化が進んでおり注目を集めているIoTソリューション。豊富なコンサルティング経験があるベイカレントコンサルティングでも、様々なプロジェクトに関わっています。

IoTソリューションとは?

最近よく耳にするIoTとは、「Internet of Things」の頭文字を取った略で、「モノのインターネット」などと呼ばれています。
現在、メールやSNS、ゲームなども全てインターネットを利用したサービスとなっており、これらのモノがインターネットに繋がる状況をIoTと呼ぶそうです。

製造業や物流だけでなく、医療や農業の分野でもIoTの活用に注目が集まっており、さらなる発展へと期待がされています。

プロジェクトの一例

製造業向けIoTソリューション企画
工場内の製造機器センサーから取得した稼働データを分析し、生産性向上につなげるソリューションの構想、立上げ、リード案件獲得まで実施。
 
IoT事業グローバルアライアンス推進
東南アジアにおけるIoTサービスの展開を見据え、ローカル企業とのアライアンススキーム検討や候補企業選定、実際のアライアンス初期交渉までをサポート
 
IoTの導入には、データの収集を始め、分析。また、幅広い知識や、高度な技術が必要となりますが、ベイカレントコンサルティングでは、培ったノウハウを活かし、顧客の課題を解決し、利便性を高めてくれます。

 

サステナビリティ経営

サステナビリティとは、持続可能性と言った意味があり、環境や社会、経済問題に配慮し、長期的に良好な経済活動を行う経営の事を指しています。
サステナビリティの実現をするためにSDGsなどが挙げられますが、ベイカレントコンサルティングでも、SDGsの取組みを実施しているようです。

SDGsとは

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。この目標は、17のゴール・169のターゲットから構成、地球上の「誰一人取り残さない」を理念に掲げています。

地球環境の健全な保持は必要不可欠

ベイカレントコンサルティングでは、このSDGsが定めている17のゴールに対して取り組んでおり、「国連グローバル・コンパクト 10原則」と言われる人権、労働、環境、腐敗防止の4分野を支持しており、持続可能な社会を実現するための取組みを積極的に推進しているようです。

国際基準に則った人権に対する配慮

サステナビリティ経営と聞くと、環境の面が注目されてますが、社会、経済問題なども含まれています。
この企業でも人権に対する配慮はサステナビリティ経営の基盤と考えているようで、事業活動及び事業に関わる取引関係を通じて人権を侵害しないように努めると宣言をしています。

最近では、反差別・ダイバーシティという言葉で表されることが増えてきました。
これは、国籍、人種、宗教、信条、性別、性的指向、性自認、社会的身分、年齢、障がい等によるいかなる差別を行わない。という内容です。
さらに、知識の習得に向けた教育体制を確立するなど、本人の能力で昇進・昇給が検討される人事体系を確立されているようです。

 

ベイカレントにおける取り組み

ベイカレントでは、環境への取り組みにも力を入れており、環境保護の促進のために様々な施策を実施しているようです。
例えば、ペーパーレス化の推進による紙資源利用量の減少。使用していない会議室の消灯等による省エネルギー対策などです。

クライアント協業を通して環境に貢献

現在は、数多くのクライアントが持続可能な社会の実現を目標にしていることもあり、地球環境保護の促進などを含めた相談が増えているようです。
社内で直接的な取り組み以外にも、このようなクライアント協業を通して環境に貢献していると考えられています。

 

主なプロジェクト事例

廃プラスチック加工技術の活用によるケミカルリサイクル事業グローバル戦略

サステナビリティの動きが加速する中、廃プラスチックのリサイクル技術を活用した新規事業を立案。
事業提携に向けた海外企業へのタッピングやビジネスモデル精緻化をリードし、事業化の礎を形成している。

廃プラスチックとは
廃プラスチックとは、プラスチックを製造する過程で排出されるプラスチックの破片や、廃棄処分されるプラスチック製品などを指しています。最近では、廃プラスチックが適切に処理されず、海洋に流入したことで海洋汚染が生じていることが問題となっています。
このままでいると、2050年には海洋中のプラスチック重量が魚の重量を上回るというデーターが出ています。

参照先:プロジェクト事例
https://www.baycurrent.co.jp/careers/case#tabs-134-link

 

ベイカレントコンサルティングの会社情報

会社名 株式会社ベイカレントコンサルティング
代表者 阿部義之
設立 1998年3月
本社住所 〒105-6309 東京都港区虎ノ門1丁目23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー9階
事業内容 マーケティング戦略、全社戦略/事業戦略、イノベーション/新規事業立上げなど
ホームページ http://www.baycurrent.co.jp

沿革

ベイカレントコンサルティングは、1998年に創業されました。2016年に東京証券取引所マザーズに上場すると、2018年に東京証券取引所市場第一部へ市場を変更しています。そんなベイカレントコンサルティングの歴史をチェックしてみます。

1998年 藤沢にて創業
1999年 初台に移転
2000年 笹塚に移転
2001年 代々木に移転
2002年 新宿NSビルに移転
2003年 新宿NSビル17Fにフロアを拡大して移転
2006年 新宿NSビル5Fにフロアを拡大して移転
2007年 株式会社ピーシーワークスから株式会社ベイカレント・コンサルティングへと社名変更
2014年 虎ノ門ヒルズに移転
2014年 バイロン・ホールディングス株式会社がベイカレント・コンサルティングを吸収合併
2016年 東京証券取引所マザーズに株式を上場。
2018年 東京証券取引所市場第一部へ市場変更。
 

ニュースリリース

フォーブスアジア「Best Under A Billion」選出

ベイカレントコンサルティングは、フォーブスアジアが発表した2022年の「Best Under A Billion」に選出されています。今回の選出は、2年連続3度目です。

・Best Under A Billionとは

アメリカの経済誌『Forbes』のアジア版が、アジア太平洋地域の売上高10億ドル未満の上場企業の中から、業績の優れた企業200社を表彰したものになります。評価対象は売上高が500万ドル~10億ドル。上場後1年以上経過しており、堅実な収益性を維持している企業が対象となっています。

今回、アジア太平洋地域の約2万社が評価対象となり、優良企業200社の1社として選出されたようです。
 

採用情報

ベイカレントコンサルティングでは、現在、新卒、中途、障害者の採用を行っているようです。今回は、2022年度の新卒採用の募集内容をチェックしてみます。

募集内容等

新卒採用
募集職種:コンサルタント職、一般職
基本給:月給250,000円~(コンサルタント職)
諸手当:超過勤務手当、交通費支給、資格手当、慶弔見舞金、出産手当、育児一時金 他
休日休暇:週休2日制(土曜・日曜)、祝祭日、夏期休暇 他
勤務時間:9:00~18:00

募集職種:コーポレート
基本給:月給250,000円~
諸手当:超過勤務手当、交通費支給、資格手当、慶弔見舞金、出産手当、育児一時金 他
休日休暇:週休2日制(土曜・日曜)、祝祭日、夏期休暇 他
勤務時間:9:00~18:00

中途採用
募集職種:コンサルタント
月給:428,600円~ (内訳)基本給:317,627円~、固定残業手当:110,973円~
応募資格:【必須(MUST)】四大卒以上、社会人経験2年以上
     【歓迎(WANT)】コンサルティング経験またはSIerにおける実務経験、ビジネスレベルの英語力
 
職場情報
平均勤続勤務年数 4年
月平均所定外労働時間 20時間

社員の声

入社したきっかけ
ベイカレントの人に惹かれたからです。ベイカレントの人はどの人も魅力的で面白く、かつ知的でもあり、こんな人になりたいと段々と魅せられていき、入社を決めました。

ベイカレントの魅力
新卒1年目であろうとも非常に早いスピードでキャリアを積み上げることができ、それがベイカレントの良さだと感じています。
実際に、私には荷が重いのではないかと思ってしまうような責任が大きい仕事ですらも次々と任せていただき、刺激的で成長できる環境を提供していただいています。

 

入社したきっかけ
年齢に関係なく幅広い経験を積むことができる仕事がしたいと考えており、ご縁があったベイカレントの選考を受けました。選考を通じて、“私もこの会社で、皆さんのように仕事に誇りをもって働きたい”という気持ちが強くなり、入社を決意しました。

これからの夢
ベイカレントのワンプール制という特徴を活かし、業界・領域横断のクロスボーダーな支援経験を通じて、コンサルタントとして、人として自身の価値を高め、周りに良い影響を与え、信頼される存在になりたいと考えています。

 

入社したきっかけ
クライアントとの密なコミュニケーションを大切にし、クライアントの課題を解決する、そんなプロジェクトの進め方をするコンサルティング会社は、まさに私の求めていたものでした。ここなら、夢である「かっこいい」働き方ができるかもしれない、そう考えた私は、ベイカレントへの入社を決めました。

ベイカレントの魅力
ベイカレントでは戦略の策定だけではなく実行支援までのプロセスを一貫して支援することができるので、クライアントのニーズをより的確に把握し、期待を超えるために必要な「コミュニケーション能力」が身につきます。

 

福利厚生や制度は?

制度はしっかりしているようで、入社前研修はもちろん、コンサルティングスキル向上のための研修なども開催。
それ以外にも、資格取得補助制度、英語研修などといった研修もある。グローバル展開する会社なので、英語でコミニュケーションを取ることも多いと思いはず。なので、こういった費用を補助してくれることで、英語のスキルアップが出来、仕事へのスキルアップへと繋がっていくことが出来るので、とてもいい制度になっていると思う。
 

トレーニング制度も充実

最近では、社内で研修制度を設け、人材育成に取り組む会社が増えて来ており、ベイカレントコンサルティングでも大きく分けて5つのトレーニング制度を設けているようです。

エントリートレーニング
共通スキルトレーニング
産業別トレーニング
テーマ別トレーニング
選抜プログラム

中でも、エントリートレーニングでは、内定の期間から入社時までのトレーニングとなっています。
入社してから研修やトレーニングを始めるのではなく、早い段階からトレーニングを開始することで、スキルの向上はもちろん、コミュニケーションを習得することが可能です。

選抜プログラムでは、成績上位者が、グローバルプロジェクトへ優先的に任命されるというオーディションを実施。さらなる、スキルアップを目指し、社員同士が切磋琢磨しています。
 

ベイカレントコンサルティング評判

ベイカレントコンサルティングは、東証一部に上場をしており、2020年には、東洋経済が選んだ「2020年に株価が上がったトップ200」で第25位に選ばれています。
それ以外にも、就活人気ランキングや働きがいのある企業ランキングなど上位に選ばれており、就活生から人気の高い企業の1つとなっていますが、実際の評判はどうでしょうか?

担当がついてキャリアのサポートをしてくれるので、やりたいプロジェクトにアサインいただけたり、チャレンジがしやすい。

想像以上に収入の上がり幅が大きい。半期で数百万上がった人がいた。20代後半で一本超えている人もたくさんおり、待遇の良さに驚かされた。色々な角度から評価されるので、不満は感じられない。

雇用は安定している。実力主義ではあるが、能力相応の仕事は安定的に割り当てられる。

基本は年齢に関係なく実力主義であるため、働くモチベーションにつながる。働かないベテラン社員なども当然いなく、若いメンバーで切磋琢磨できる環境は整っている。

ジュニアのうちはコンピテンシーと業界の両軸で多様な経験を積むことができ、どの領域でも一定対応可能なバランスの取れた作業者として成長することができる。

長期の人材派遣・業務支援案件が大半のため、売上が安定している。
ビジネスモデルとしては非常に優秀で大企業における働き方改革の影響、旺盛なデジタル・IT人材需要、コンサルティングサービスの大衆化(部長・課長クラスでのサービス利用)等により需要の側面で絶好調。

 

まとめ

どうしてもクライアントに合わせての作業となる為、勤務時間が不規則になったり、残業が増えるという印象があるが、この会社では、そういった点もしっかりと管理されているようで、ワークライフバランスはとても保てているようです。

また、コンサルティング職ということもあり、年収は他社よりも高めになっており、若い世代でも1000万円以上の年収を得ることも可能のようです。
仕事は大変ではありますが、適切に評価をしてくれるので、社員のモチベーションにも繋がっているようです。